THE フォービーズ
もし曲を書いてくれと言われたらはっきり、「無理です!」と言う。
グラビアに出てくれと言われても結果は同じ。
それは自分のフィールドではないからだ。
初回にもさらっと書いたが、先輩作家・小杉四駆郎さんと
僕で劇団を旗揚げする。
吉本興業にいる若手俳優を使い、旗揚げ公演に向け準備中だ。
台本も上がり、現在稽古をしているのだが、
僕や四駆郎さんがいるのは
稽古時間とされている18時〜22時だ。
いつも通り稽古を終え打ち合わせへ。
その後、たまたま吉本興業本社で
うろうろしていると、なにやらよく見る俳優どもが
打ち合わせているでわないか!※写真
22時に稽古を終え、この写真を撮ったのが明けて朝7時!
それまで演技の仕方を悩んでいたようだ。
これでもわたくし旗揚げ公演の演出させてもらいますから?
俳優打ち合わせにも?
参加しちゃう?
ってなノリで打ち合わせに参加したのだが…。
「そのセリフは、もう一秒早く言ったほうが…」
「この‘うん’は、そっちじゃない。あの‘うん’だ」
「目線、もう一センチ下げて言うか?」
…………………。
ね、ねむてぇ!!!
「じゃあ次の稽古で…。もっと詰めなきゃダメだぜ!」
ひとつハッタリをかまし、その場からそそくさと逃げてしまった…。
俳優は僕のフィールドではなかったのである。
やっぱり僕は俳優も歌手もグラビアアイドルも出来ない。
作家が性に合ってるわぁ。